こんにちは!Amazon女子うらん(@uran_kirakira)です。
こちらの記事では、忘れ物・紛失防止スマートタグ「tile(タイル)」の使い方や設定方法の紹介と、2ヶ月間使用して気付いた『サクッと体験レビュー』を紹介します。
朝の忙しい時に、財布や鍵が見当たらない
迷子になった子供を捜索したい
など、よく起こりがちな心配事をタイルが解決します。
タイルメイトの設定方法
今回は、新モデル「電池交換版」を使って設定方法を解説します。(tileのどのシリーズを選んでも、設定方法は同じです。)


アプリインストール
タイルメイトは、スマホアプリと連携して使います。
まず最初にtileのアプリをスマホにインストールしましょう。
アプリマーケットより「tile」と入力後検索してください。
または、下記アイコンのクリック/QR コードにてインストールをしてください。
< iPhone/iPad の方>

< スマートフォン/タブレットの方 >

アプリの設定とペアリング
ここではiPhoneでの設定方法を例に説明します。
アプリの設定
①タイルのアプリをダウンロードしたら、「開く」をタップ

②アプリを起動後、「新規登録」をタップ

③「Activate A tile」(タイルを起動)をタップ
※「アクティベート」とは「ある機能を使えるようにする、有効化する」という意味です。

④モデルを選択
今回設定するのは「Tile Mate(タイルメイト)」という種類なので
「Slim,Pro,Mate,Style,オリジナル」をタップ

⑤タイルアカウントを作成します。
- 任意のメールアドレスとパスワードを入力
- 確認事項2か所にチェックを入れる
- 確認事項にチェックを入れたら「新規登録」をタップ

⑥メールアドレス認証を行ないます。
Tile から届くメール内の「Emailを認証」をタップ
自動アクティベーションが実行されます。

⑦「Bluetoothを許可」をタップ

これでアプリの設定は完了です。
ペアリング設定
続いてはペアリング設定です。
①自分の手元にあるタイルメイト本体の丸いTileボタンを1度押します。

タイル本体からメロディーが短く流れます。
②「次へ」をタップ
②タイルメイトをスマホの横に置いてしばらく待ちます。
「Tileを探しています…」という表示が出ます。


③有効化されたら
をタップ
④アプリで初期設定をします。
鍵、財布、ハンドバッグ、スマホ、おもちゃ、イヌなどから、タイルメイトを取り付けるカテゴリを選びます。(後から変更も可能です)
ここでは『カギ』を選択して解説していきます。

「あなたのTileと接続中です」というメッセージが表示されます。

⑤試しに鳴らしてみましょう。「探す」をタップ

鍵につけたタイルメイトから音が鳴ります。
⑥「完了」をタップすると、音が止まります。

これで、タイルメイトのアプリ設定とペアリング設定は完了です。
お疲れ様でした!
タイルメイトの使い方
タイルメイトは「自宅で紛失したもの・置き忘れたものを探す」と「外出先で落としたもの・盗難に遭ったものを探す」という2つの使い方があります。
2つの使い方の解説動画をご覧ください。
【自宅】で紛失・置き忘れたものを探す
鍵を探す

①Tileアプリを立ち上げて、「カギ」をタップ

②「探す」をタップ。
タイルメイトから音が鳴ります。

③鍵が見つかったら、「完了」をタップ。音が鳴りやみます。

タイルメイトの通信距離は、スマホがある場所から最大45mです。
その範囲内であればスマホからタイルメイトの音を鳴らすことができます。
どんな音が鳴るかは、動画をご覧ください。
<音を鳴らさず探したい場合>
公共の場などで、音は鳴らせないけれど探しものを見つけたいというときには「音オフモード」を使うと便利です。音を鳴らさずに探す方法を説明します。
①「探す」ボタンをタップした後、音オフマークをタップします。すると、音が鳴り止みます。

緑のサークルの太さだけで、対象物が近くにあるかどうか判断できます。(緑のサークルが太いほど近くにあります)
財布を探す
①Tileアプリを立ち上げて、「財布」をタップ

②「
」をタップ
③タイルメイト本体から音が鳴り、場所を教えてくれます。
どんな音が鳴るかは、動画をご覧ください。(音の種類は設定で変更可能です)
スマホを探す
スマホが見当たらないとき、他の人の携帯から自分の番号にかけてもらう方法がありますが、マナーモードになっていた場合は音が鳴りません。そんな状況でスマホを探すという前提で説明します。
①タイルメイト本体の「Tile」と書かれたロゴ入りの丸いボタンを素早く2回押します。

②スマートフォンから音が鳴って、場所を教えてくれます。
マナーモードにしていても鳴るので安心です。音を止めるときは、スマホを操作します。
(スマートフォンの機種によっては鳴らない機種もあります)
【外出先】落とし物・盗難に遭ったものを探す
外出先で、パスポートを失くした場合を想定して説明します。
①Tileアプリを立ち上げます。
②探したいアイテム(ここではパスポート)を選択します。
③パスポートに「探す」ボタンがあるか確認します。
④Bluttoothの通信範囲にない場合は「探す」ボタンが表示されず「見つかったら通知」という青いボタンが表示されます。これは、自分の半径45mの範囲内にはないということを表現しています。

Tileはスマホとの間でBluetooth通信が切れると、その場所を「Tileを最後に検知した場所」として表示してくれます。これならどこで忘れ物したのか、おおよその見当はつきます。

Tileはスマホとの間でBluetooth通信が切れると、その場所を「Tileを最後に検知した場所」として表示してくれます。
つまりは、落とした場所、自分の手元から離れた場所、ということになります。「もしかしたらあそこかも・・・」と、見当をつけて探しに行けるので安心です。
迷子になった子供を位置情報機能で探す
ここでは、「子供に持たせているカバンにタイルメイトをつけて、探す」という想定で説明します。
①Tileアプリを立ち上げます。
②探したいアイテム(ここではカバン)を選択します。
③カバンに「探す」ボタンがあるか確認します。
④Bluttoothの通信範囲にない場合は「探す」ボタンが表示されず「見つかったら通知」という緑のボタンが出てきます。
Tileはスマホとの間でBluetooth通信が切れると、その場所を「Tileを最後に検知した場所」として表示してくれます。

これならどこで自分とはぐれたのか、おおよその見当をつけることができます。
ただし迷子の場合は、その場所から移動している可能性が高いので、この後にご紹介する「タイルコミュニティーで探す」の方をご覧ください。
財布を位置情報機能で探す

外出先で、財布がなくなった場合を想定して説明します。
①Tileアプリを起動し、「財布」をタップします。

②財布が手元にない場合、「探す」ボタンは表示されず、地図が表示されます。
③「位置情報を地図で確認」をタップすると詳細な地図が表示されます。
すると、最後にBluetoothで接続されていた場所を地図で見ることができるので、落とした場所の見当をつけて探しに行くことができます。

この地図の場所が自分のタイルメイトが、「一番最後にBluetoothと通信できていたときの位置」です。つまりは紛失した可能性のある場所を示しています。
日本中にいるTileアプリユーザーが、Tileコミュニティーとなって協力しあい、みんなで落とし物を探すことができるシステムです。
「探し物」の近くを他のTileアプリユーザーが通ると、あなたのスマホに落とした場所の通知がいきます。


※タイルユーザーが少ない地域ではあまり使えませんが、タイルの利用ユーザーが増えるほど、見つかる確率はあがります。
<ジャパンタクシーとの連携で、アクセスポイント拡大中>


TileはJapanTaxiと連携しており、タクシー内のタブレット端末にTileのアプリをインストール。日本中を走り回るタクシーが落とし物を検知するという仕組みの展開を開始しています。
Tileをつけた持ち物を紛失したとき、Tileが発信するBluetoothの電波をJapanTaxiタブレットが拾い、持ち主に場所を教えてくれます。
Tileは今後もアクセスポイントを拡大していきます。


【おすすめ】タイルメイトとアレクサを連携する
「Amazon Alexa」を搭載したスマートスピーカーに呼びかけて Tile を鳴らしたり、スマートフォンを鳴らすことができます。
手元にスマホがなく、アレクサアプリを起動する時間も惜しいという場合は、アレクサに話しかけるだけで、捜し物ができるので便利です。
スマートスピーカーと連携させて使うには、タイルメイトと Amazon Alexa と連携させる必要があります。詳しい使い方は動画をご覧ください。
①「Amazon Alexa」のアプリを立ち上げます。
②「その他」をタップ
③スキルのスマートホームカテゴリにある「Tile」をタップ
④Tileのスキル詳細に移るので「有効にする」をタップ
⑤スキルに対する権限が表示されますので「権限を保存」をタップ
タイルメイトを家族と共有する
例えば「家族も使う車の鍵にタイルメイトをつけたい」場合、共有設定ができます。
共有方法と解除方法を解説します。
まずは、設定方法を説明した動画です。
タイルメイトを共有する
【事前準備】共有したい方に Tile アプリのインストールおよびセットアップ、アカウント作成まで準備していただいてください( Tileをお持ちで無くても可能です)
①共有したいTileの画像をタップして開きます
②メニューを下にスクロールして、「共有無制限」を開きます
③共有したい相手のTile アカウント(メールアドレス)を入力後「共有します]」タップすれば完了です
共有したユーザー側からタイルメイトを共有解除する
①共有解除したいTileの画像をタップして開きます
②メニューを下にスクロールして、[共有無制限]を開きます
③右上の[編集]をタップ
④赤いマークをタップ
⑤[共有取り消し]をタップすれば完了です
共有されたユーザー側からタイルメイトを共有解除する
①共有解除したいTileの画像をタップして開きます
②メニューを下にスクロールして、[共有無制限]を開きます
③右上の[編集]をタップ
④赤いマークをタップ
⑤[共有取り消し]をタップすれば完了です
Amazon女子がタイルメイトをサクッと体験レビュー
外出先で、財布を落とした場合を想定して説明します。

タイルメイトを入れたお財布を用意しました。これを、人通りの多い路上に置きます。
タイルアプリを起動して、現在のタイルメイトの状況を確認。

現在は、まだ近くにあるため、このように「探す」ボタンが表示されています。

タイルメイトを置いた場所から数十メートル歩き、もう一度画面を確認。
「探す」のボタンの代わりに、地図が表示されて、「見つかったら通知」という緑のボタンが表示されます。

最後に同期した場所が表示されるので、どこで落としたのかは分かります。「もしかしたらあそこに落としたかも・・・」を確実にキャッチできるので安心です。
タイルコミュニティーでお財布を探してもらう
「見つかったら通知」をタップすると、「財布を失くしましたか?」というメッセージが表示されます。
「完了」をタップ

「このTileを紛失物とマークしました」というメッセージが表示されます。

「財布を探し中」と表示され、他のTileユーザーのスマホでこのTileを検知できるようになります。

タイルアプリをインストールしたスマホを持つ人が近くを通れば、タイルコミュニティーを通じて自動的に探してもらえます。
「あなたの失くしたアイテム 財布(1)が見つかりました」と表示されます。

同時に、自分のタイルメイト発見連絡がメールでも届きます。
メール本文にある「ここをクリック」をタップ

このように、落とした場所へのアクセスまでの詳細な地図が表示されます。

マップを見ながら、落し物を探します。
自分のアプリが落としたタイルの電波を拾えば、「探す」ボタンがスマホに表示されます。

「探す」ボタンをタップすると音が鳴って、落し物が見つかります。
コミュニティーで探すのは、もっとタイルを所有している人の数が増えないと難しいですが、いろんな取り組みがスタートしていますので、将来に期待しましょう。
タイルメイトの設定を動画で確認
実際にTileを使っている人の声や設定方法をツイッターやYoutubeから集めました。
よく鍵!どこいった?ってなる人なので
tileってやつを手に入れた
結構でかい音が鳴るからなるべく探すを押さずに済むようにしなきゃなぁ…
しかしBluetoothに頼りきった生活だなぁ…— にーよ(Ne-Yoじゃない) (@yskmsakyoko) August 7, 2020
https://twitter.com/fight_1_ppaatsu/status/1291882149763670016?s=20
他社製品と比較したときのメリット
紛失防止タグとして有名なものに、日本製の「MAMORIO(マモリオ)」という製品があります。
コスパ重視ならタイルメイト、とにかく落し物を発見できる可能性を重視したいならMAMORIOがおすすめです。
タイルメイトとMAMORIOの機能の比較をまとめました。
タイルメイト(電池交換版) | MAMORIO | |
サイズ | 縦35mm×35mm×6.2mm | 縦35.5mm×横19mm×厚さ3.5mm |
重さ | 7.5g | 3g |
価格 | 1,970円程度 | 2670円程度 |
電池交換 | ○ | ✕ |
音を鳴らす機能 | ○ | ✕ |
アラート通知 | ✕ | ○ |
Tileは、音を鳴らせる
Tileにはスピーカーが搭載されており、スマートフォンのアプリやスマートスピーカーからの操作で、音を鳴らせます。家の中で失くしものが多いという人は、タイルメイトの方がよさそうですね。MAMORIOは、音は鳴らせません。
Tileは、電池交換できる
それまでのタイルメイトとMAMORIOは電池交換できなかったので使い捨てでした。
2018年に、Tile Mate 電池交換版が発売になりました。MAMORIOはまだ電池交換ができません。
MAMORIOは、アラート通知機能がある
MAMORIOをつけた落し物した時(スマホと離れた時)には、スマホにアラート通知が来ます。落とし物を未然に防ぐためには便利な機能です。
手元から離れると、アラートがスマホに送られくるというのは、外出先でスーツケースとかお財布を置き忘れないために役立ちそうな機能です。
「無くしもの、落とし物を未然に防ぎたい」という場合に役立ちます。
入手可能な場所とこれまでの最安値比較
ネット通販以外にも、実店舗でも取り扱い店が増えてきたタイルメイト。
買えるお店と価格をまとめました。価格は、過去の最安値情報を含みますので、現在の販売価格については直接店舗や取り扱い店にお尋ねください。
(最安値価格調査は2020年8月27日)
購入できる場所 | 価格 | 型番 | 注意点 |
コストコ | 2個セット2978円(税込み) |
RT-13001-AP |
電池交換可。最大接続距離45m
2020年3月16日までの限定セール価格 |
Amazon | 2168円(税込み) |
EC-13001-AP |
電池交換可。最大接続距離45m
2020年6月18日までのタイムセール価格1612円(税込み)
|
ヨドバシカメラ | 1890円(税込み) |
RT-13001-AP Mate |
電池交換可。最大接続距離45m |
楽天市場 | 1965円(税込み) | EC-13001-AP | 電池交換可。最大接続距離45m |
ソフトバンク | 2016円(税込み) | EC-13001-AP | 電池交換可。最大接続距離45m |
ヤマダ電機 | 2016円(税込み) |
EC-13001-AP |
電池交換可。最大接続距離45m |
ローソン・ファミマ | 880円(税込み) | Tile Mate book | 電池交換不可。
最大接続距離:約30m 防水性能:IP57 |
まとめ
Tileは、Bluetooth接続でスマホと連携して、落とし物・紛失物のありかをおしえてくれます。
家の中で「カギや財布が見当たらない!」といった場合はTileですぐに探せます。よくある、出かける直前に「いつものところにカギがない!」なんてときも役立ちそうですね。
使い方(設定の仕方)は以下の4つの手順だけです。
①tileアプリのダウンロード
②アプリのセットアップ(メールとパスワード登録)
③ペアリング(アプリに沿って設定)
④「探す」をタップして音を鳴るか確認
タイルメイトをいくつか用意して、身の周りの大切なものに取り付けておけば、それらをスマホからまとめて管理できます。
気になった方は是非チェックしてみてください!